ポリパテは、ペーパーでも金やすりでも、目づまりが少ないので、作業がはかどります。大まか削りは終わったので、硬化促進にライトを使っています。細かい削りでは、盛った部分の硬化度の差が邪魔ですので、カチカチにしてから削るわけです。カチカチとは言っても、それでもエポキシよりは削りやすいです。
っても、ポリパテだけでは出来ない部分も。ってことで、目周りです。ポリパテを盛ってしまうと、せっかく彫った目が埋まりますから。エポパテで細かく盛ります。ただ、ちと食いつきが悪いので、瞬間接着剤を楊枝につけて、ちょっと接合部に染み込ませます。

顔パーツは別パーツで、写真では乗せてあるだけです（水を塗るだけで張りつく(^_^;)）　。
うしろのフードがでかく見えますが。顔パーツの上部分の髪に隠れる部分を削ったのと（前回の写真より、おでこが狭いでしょ？。髪パーツの厚みをかせいで、強度と複製時のレジンのまわりを確保するためです。）、前髪の盛りとのバランスを考えて大きめに作ってあるためです。
フードの人間耳の部分を膨らませてあるのがチャームポイント(^_^)って、最初の設計図では、耳が外に出ていたのですが。実際の設定ではフードの中に入ってしまっているので、仕様変更です。
尻尾は、最初エポキシで作っていたのですが。どうも曲がり具合に納得が行かなかったので。２ｍｍのアルミ線を曲げて作ってから金ヤスリで傷をつけて、ポリパテを盛って太くしてあります。

ってところで。胴体パーツはほぼ完成（表面仕上げと斑模様のモールド追加くらいです。）。顔も、瞳をモールドして表面仕上げをするくらいです。
この後に、髪の毛を別パーツとして盛って行き、顔から外した後に削りだします。これが一番大変。

その横のへんなパーツは…内緒です(^_^;)。ふふふふっコンパチコンパチ。

髪の形をどうするかですが。思ったよりルリの髪型ってシンプルですが。そのままではちとシンプル過ぎるので、メリハリ持たせるつもりです。
もみ上げもどうしよう？。こっちはエポキシだな。

顔＆胴体、だいぶ汚れて傷つきました。もっぺん表面仕上げやり直しです。
って。鈴はもうできているのですが。取りつけ部について考えていなかったです。これも至急だね。

顔のパーツには、瞳のモールドも入っているのですが。…ほとんど見えないね(^_^;)。
むっ。なんか後ろ髪が図面より小さいぞ！…と思ったら。単に接写のために遠近法が入ってしまっているだけでした。私の使っているデジカメ、１ｃｍまでの接写が出来るので便利と思っていたのですが。こういう問題は想定していなかったな(^_^;)。

ってところで、次は型取りです。ポリパテはやつぱ早いわ(^_^)。

で。気泡をパテで埋めていくわけですが。…ポリパテは食いつきがわるいので、後悔しています(^_^;)。やっぱ、デカイ穴はエポキシで、小さい穴はタミヤパテでってのが、一番扱いやすいでしょう。
エポキシ使うときには、穴の中に瞬間を垂らしておくと、食いつき抜群になります。ポリパテは瞬間も効きにくいのでパスです。

ってことで。以後表面処理がずっと続きます(^_^;)。

ってことで。写真はブラシ塗装を終えて、目周りに入った所です…。目が不完全だと、なんかボケた顔しています(^_^;)。何も塗っていないときに撮ればよかったな(^_^;)。
髪の毛の色、実物はもっと紫っぽいのですが。なんか水色に写ってしまい、これもなんだかなです。
…胴体の塗装が違うって？。ふふふふふふふ(^_^)。三毛模様は、現在マスキングでぐるぐるですので、先に進んでいるこのバージョンが今回の写真です。尻尾だけ三毛。

マスキングする部分が胴体の模様だけなので、塗装がすごく楽です。苦労してもパーツばらしてよかった。
にしても、もみ上げの折れやすいこと(T_T)。表面処理前に真鍮線埋めておけば良かった。まぁ、組み立てた後は大丈夫なんだけど。

後は、目の黒色部分を入れたら、スミいれだけです。
ほっぺの「川」マークもちゃんとモールドしてあります(^_^)。これがないと締まらない。トルテの場合、カラー原稿では「川」マークが無いので紅さしていますが。今回はデフォルメフィギュアなので、遠慮無く入れてあります。