フィギュア製作紹介 美樹&きみ編 |
■#1 製作1 1999/05/05 ■#2 製作2 1999/05/05 ■#3 製作3 1999/05/09 ■#4 製作4 1999/05/21 |
■#5 複製 1999/05/27 ■#6 仕上げ 1999/05/27 ■#7 塗装 1999/06/11 ■#8 完成 1999/06/13 |
・99/05/05 フィギュア製作記 美樹&きみ#1 ・設計 ってことで。本家の側でのマスコットキャラの、美樹&きみです。 まぁ、詳細はそっちのほうを見ていただくとして。ポプリの版権は相変わらず厳しいので、夏向けにもう一作ということで、オリジナルやってみようと思います。 ついでと言っては何ですが、いろいろと習作の意味も持たせていまして。水着ということにあいなりました(楽かな〜ってのも半分くらいあるんですけどね(^_^;))。 この絵は、あくまで参考ということで、作っているうちにポーズは多少は変わってくるでしょうけど。あくまでイメージ画ということで。 サイズは1/8。今のところ、10パーツくらいを予定。
ちなみに、この子の姉は美代、きみの義理兄弟は、しろみと言います。アナグラム〜。 |
・99/05/05 フィギュア製作記 美樹&きみ#2 ・製作#1 また飛んでいますが。この写真で、延べ日数(一日8時間相当として)4日めという 所です。GWはイベントいろいろで休んでいたからなぁ。 やり方は毎度同じく、背景の紙にプリントアウトしたものに直接ポリパテ盛って図面を転写して、その通りに切り出したものを瞬間で組み立てて、さらに厚く盛っていく…という物です。
能書きにも書きましたが。最近買った美術解剖書のおかげで、いろいろと筋肉質になりつつありますが。そこは子供&女の子、適度に丸くしつつあるところです。…お腹が出てて胸が無い…ちと幼児過ぎるか(^_^;)。 肩の造型を先に把握したいので、腕がついた状態で進めていますが。腕のせいで削りにくいところがちらほら。腕は水着のラインで分割の予定ですが。肩の形は、造型のポイントなので、まだ切れません。下腕だけ先に切ろうかな?。 浮き輪…奇麗にドーナツ上に削ろうとすると、ストレス溜まります。っても、実物はそんなに対象でもないし、皺も彫る予定なので、そこそこにしないと…。
猫の頭、図面通りに作ったら、妙に大きくなって。小猫だから、対比的に頭は大きいのですが…。 |
・99/05/09 フィギュア製作記 美樹&きみ#3 ・製作#2 いろいろばらけて、パーツも増えています。 胴体は、水着のラインも入ってきました。最初はパテを盛っていたのですが。造型していくと、食い込みの分、肌に直接彫っても大差無かったような…。子供なので、あまり良いプロポーションにしないように、気をつけながら彫っています(^_^;)。
切り離した腕ですが。…接合部はやっぱ作り直さないと…。後、首も裾から覗いている分別パーツにしたいのですが。どうやって切り離そう…。首の傾きは、ポーズの一番の要素ですので、タイミングに悩んでいます。
顔ですが。目のサイズを少し小さくしています。娘猫で、絵ではOKでも立体だと目が大きく感じてしまったことをフィードバックしています。頭は基本的に、前に行くほどすぼんでいますので、絵ほど顔面積が取れないというのが原因ですが(これをむりやりすると、平らな顔になってしまう(^_^;))。オリジナルだから、なんとでもなります。
おまけのお尻のライン…。美術解剖書で筋肉をいろいろ意識しながら彫っていたら、奇麗なラインが自然に出ました。うんうん(^_^;)。 |
・99/05/21 フィギュア製作記 美樹&きみ#4 ・製作#3 サーフェイサー直前の状態と言うことで。 両面テープで組んでありますが。首と両腕は、水着のラインで分割してあります。猫の頭、後ろ髪、前髪も別パーツ。あと、両面では支えられなかったので外してありますが、浮き輪も別パーツです。サンダルは、板の部分だけ別パーツ。
首部分を胴体から切り離すのは、ドリルで穴を開けた後、細いダイヤモンドビットで横に堀進んでいくという方法を取りました。ビットが細いとはいえ、3oはあるので、がたがたになりますが(^_^;)。まぁなんとか。どのみち、ダボ作らないといけないし。 |
・99/05/27 フィギュア製作記 美樹&きみ#5 ・製作#4 表面処理終わりました。 ってことで、シリコン直前です。…まぁ、特記事項は無いですね(^_^;)。 胸は無いけど、腰曲げている上につま先があるので、胴体パーツを寝かせた時の厚みがけっこうあって、胴体の複製には思いのほかシリコンが必要なようで。まぁ仕方ないか。
現在、型の製作中です。「胴体/左腕/サンダル」「顔/前髪/右腕/浮き輪/猫頭」「髪」の3つになりました。版権決定済みのもので最量産が必要なものも、同時に型製作しているのでちと時間がかかりますが(全部で7型製作(^_^;))。テスト抜きは日曜予定っす。 |
・99/05/27 フィギュア製作記 美樹&きみ#6 ・複製 はい。型出来ました。 左二つがシロプレン1406、右がツーツーレロレロ(造型村新EX)です。髪は、見事に逆テーパーですので、伸びに強いツーツーレロレロにしました。…しかし、ツーツーレロレロの切り難さは何とかならんもんでしょうか?。彫刻刀が歯が立たないので、溝彫りがやり難い…。
で、テストショットですが。初っぱなから硬化前に開けちゃってパーツデロデロになったりしましたが、大方うまく抜けました。けど、やっぱ指がキツいです。握っているわけでもない開ききっているわけでもない中途半端な状態の指は、ほんと抜き難いです。流れやすいようにいろいろ切り欠きを入れたのですが。気泡入っても修正の手間は似たようなもんかも。…凝ってディティール深く入れすぎるのも、考えもんかな。 逆に、浮き輪のフリルなんか、心配していた割には気泡無し。なんだかな…。
ってことで。複製地獄が始まります。米砥げない…。 |
前にも書いたけど、下地のホワイトは、やっぱ白の塗装をエアブラシでしたほうがいいな。缶スプレーの白は、どうも厚ぼったくなって。後、ソフト99系サーフェイサーは塗膜が薄くっていいんだけど。それだけだと、どうも塗料の食いつきが悪いことがあるので、普通のプラサフを一回吹いておいたほうがいいかも。そこにホワイトサフを使うべきかな?。
後、黒の帯部分の塗装…マスキングではなく、筆塗りのほうがよかった…。筆塗りを面倒くさがっちゃいけない…。どうしてもマスキングとの境に塗料が溜まって段になるし。境界にきっかりマスキングすること自体が難しい上に(0.2ミリ程度のずれなんだけどね。小スケールだと気になって)、マスキングを切る時のカッターの傷も気になります。結局、マスキングを剥がした後に、筆でリタッチしました。こっちの方が奇麗です。
浮き輪の模様は、マスキングテープにカッターで模様を切り欠いて貼ったところに塗装しました。…形は結構いいかげんですが。まぁ違和感は無いです。
浮き輪だけは、クリアーを吹いて、ツヤ有りにしています。フラットだとどうもビニールという感じがしないので。
ってことで。スミ入れも終わりました。後は組み立てるだけ。
二三日そっとして完全乾燥を待ってから、組み立てです。
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