フィギュア製作紹介 劇場版フェイト私服版編 ■＃1　　　企画 ■＃2　　　製作 ■＃3　　　複製 ■＃4　　　キット作成w ■＃5　　　塗装 ■＃6　　　完成 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃1 ・企画 同人誌方面でも、ちょこちょこいろいろ書いていまして。そちらで引っ張られているというか、キャラの性格把握が、私の中では原作とは微妙に異なっています。 ってことで。そっち方面で一度作ってみたかったバージョンでもやってみようかなと言うことで、今回の製作です。 衣装まで勝手してしまうと、誰だか分からなくなるので。劇場版準拠です。 とまぁ､この時点では、小さい方まで作ることになるとは思わなかったのです。…ということにしておきます。 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃2 ・製作 毎度のごとく、エポレジン・プロを使っての素体からです。切った貼ったでデッサンしていきますが。ポリパテより硬化に時間がかかるのが、接着剤としては難点ですね。 顔は、前作のシリコン型からの複製ですが。耳くらいしか流用は出来ません。 …毎度思うのですが。この状態から服着せるのがちと勿体ない。ドールの服を着せることが前提にしてもおもしろいかも。 …毎度思うのですが。9才じゃ無く11〜12才くらいのつもりで造形しています。 …毎度思うのですが。中学生編はやって欲しかったな。 ってことで。表面処理直前の確認です。 体はエポレジン・プロですが。それ以外はWAVE軽量エポパテと、同社グレードSを8:2くらいで混ぜて使った物で造形しています。グレードSを混ぜるのは、エポレジンプロと色味を合わせるため。下地と色が変わってしまうと、デッサン確認的にやりにくくなってしまうので。 髪型とリボンは、劇中終盤版です。…ツインテールしているのに後髪は無いだろうとか。リボンまで黒いとちをっと重たいとかいろいろ考えていまして。 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃3 ・複製 粘土埋め〜。 正直、粘土の臭いが嫌いな上、この作業だけで数日かかるので。ワンルーム住みとしては、けっこう辛いのですが。 粘土を電子レンジでチンして柔らかくすることを覚えてからは、かなり効率化されました。 堅くなった粘土は、チンしたあとに霧吹きで水を混ぜて柔らかくしておきましょう。 ただ。サーフェイサーの種類によっては、水気で水ぶくれのように剥がれることがあるので。粘土に埋めた状態で何日も放置は止めた方が良いです。 枠は、WAVEの型枠用ブロック。結構頑丈で、この倍サイズの枠にしても、強度に不安は無いです。シリコン/石膏と流したあとに高さを追加できるのがありがたい。…使った後のメンテが大変ですが。 流し込みの主線は5mmプラ丸棒。細かい流し込みは3mmプラ丸棒。メインの空気抜きは2mmアルミ線。細かい空気抜きは、後で掘ります。 理想は、空気穴は1パーツに1つですが。横に並べると高さが低くなり、流入圧が下がるので(気泡は流す)。その辺はトレードオフです。 複製終了。 この後、パーツはランナーから外して、中性洗剤液に一晩漬けます。ここまでくればホッとできます。 シリコン型の貼り合わせ圧は、薄いバリが出来るくらいが丁度良いです。気泡も流れてくれますしね。…緩いと下から漏れるので、油断大敵。 ちなみに。粘土埋め1枚2時間ほど。夜にシリコンは流せませんのが(エアコンプレッサーが近所迷惑)。大体1日半作業です。 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃4 ・キット作成 ここからは、キットと同じです。 細かい技法や工具については、こちらのガレージキットの組み立て方(仮)を参考にて下さい。 長年wの修練で、真空脱泡機が無くてもまぁまぁ綺麗に抜けるようにはなりましたが。皆無では無いので、その辺はこつこつと進めていきます。WF品は業者に依頼しているので、気泡とかはずっと少ないはず。 中性洗剤液に一晩漬けたら、クレンザーを歯ブラシに漬けて、ｶﾞｼｶﾞｼ磨きます。離形剤はペインタブルなのですが、それでも表面を荒らしておくと、塗料の食いつきがずっと良くなりますので。 ゲートを取ったり、破片と瞬間接着剤で気泡を埋めたりしてから。320番で整形。毛の先を尖らせたり、スカートやリボンを薄々したり。 一通り終わったら、仮組です。 パーツがゆがんでいると、組み立てたときにパーツが干渉したりしますので。一度は試しておきましょう。このキットの場合、右のもみあげが肩と干渉しないかの確認を。 洗浄して換装させてサーフェイサー。ボークスかソフト99のホワイトサフを使います。キャストはベージュ色を使っていますが、下地色としてはこれで十分白くなります。 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃5 ・塗装 塗装終了です。 塗り分け部分も少ないので、比較的シンプルですが。毎度ながら、肌色塗装が一番緊張します。 　下地ピンク→黄色っぽい肌色→赤っぽい肌色でグラデーション と言う感じで塗り重ねますが。肌色を綺麗に塗るのがまず命です。 ただ、照明でも色が変わって見えますし。後から見て？となることもままあります。 調合して丁度良くなった色は、2瓶に分けて片方ずつ使い、片方が無くなったら、残っている方を参考に継ぎ足しで調色しています。 服の色は真っ黒では無いです。設定よりちょい明るいくらいですが。実際に塗ってしまうと、黒と言われてもしょうが無いくらい黒くなります。濃い色ってのは、難しいです。 ちなみに。塗装前に、接合のダボ部分には、テープを貼ったりマスキングゾルを塗ったりして保護しています。接着の時に塗膜の厚さで填まらなくなったり、接着しにくくなることの防止です。 目と眉はデカールですが。透明なので白目は塗っていただく必要があります。 眉は、肌色が透けての色で作ってありますので、そのまま貼って丁度良いくらいです。 ・フィギュア製作記 劇場版フェイト私服版＃6 ・完成 ←3D写真です。交差法(寄り目)にて。 その他完成写真 いつのまにか、頭の上になんか乗っていますが。同人誌の方で書いていたキャラです。…なのは自身は別にちゃんと出ていますので。頭の上のは、なのはではありませんw 聴いている曲は、当然水樹奈々嬢っすね！！　スマイルギャングは毎週聞いています。…いたずら黒うさぎ&小部屋も、もちろん。 その他完成写真 トップページに戻る アイテム製作記に戻る